心身統一合氣道の特徴
まず自分自身が安定を得る
武道は「矛を止めるの道」と書きます。心身統一合氣道が相手と争って勝つ武道ではないというのは、この字が持つ意味と合致するところです。
心身統一合氣道は、まず始めに正しい姿勢を学びます。姿勢と言うと身体の状態が一般的ですが、日本語では心の状態も姿勢と言います。心の姿勢が身体の姿勢をつくっています。心が落ち着いていれば、身体も自然に落ち着きます。心が安定すれば、身体も自然に安定します。これを「不動心不動体」と言います。自分自身の心と身体が安定しているから相手の心を知って導けるのです。
自然と一体になり、相手の心を知る
自分に心があるように、相手にも心があります。自己中心的な心で合氣道の技を行うと、相手の心を無視し、相手を痛めつけ無理に投げようとしてしまいます。そうれば必ず相手の心は反発し、合氣道の技はまったく利きません。日常生活におきかえても、自己中心の心が人を動かすことはできません。
相手の心を知り、相手の望む通りに導くとき、相手を無理なく倒すことができます。
心身統一合氣道では、相手に心を導く前に、まず自分自身の心が天地、自然と一体になることを第一に考えます。

天地を基準にする
「相手を導く」というと相手の機嫌を取ることのように考えがちですが、十人いれば十人それぞれの個性があり、その全てに自分の心を合わせることは不可能です。これは「人の氣に合するの道」と言えます。一人一人が天地を基準にするとき、自分が何をすべきかを正しく理解することができるのです。
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活動内容
心身統一合氣道は相手と争って勝つ武道ではありません。「心が身体を動かす(氣の原理)」ことを通して、本当の心身統一を体得することを目的としています。
氣の流れを身体でマスターすることにより、のびのびとした美しい動きが生じます。その動きは人格を磨き、職場や家庭の人間関係を円滑にするなど、生活のあらゆるシーンで活かすことができます。
栃木総本部をはじめ東京、大阪の各本部に付属する道場で講習会を開催するほか、全国の心身統一合氣道道場・教室でも学ぶことができます。
心身統一合氣道の技には、独り技・組み技・続き技(体技)があります。
・独り技は、独りで合氣道の技を行います。どんなに激しい動きの中でも、常に心身統一を保つことを学びます。
・組み技は相手と共に合氣道の技を行います。心身統一の正誤を知る為に、また相手の心を尊重し導くことを学びます。
・続き技は、合氣道の技を連続で行います。あらゆる技の中で常に心身統一を保つことを学びます。
また、心身統一合氣道では剣と杖(じょう)を学びます。剣と杖を通して正しい物の持ち方、物を持った場合の心身統一を学びます。合氣道の技を正しく学ぶことで、正しい姿勢・正しいリラックス・大事な場面での落ち着き・日常生活での円滑なコミュニケーションが自然に身につきます。
心身統一合氣道の動きには一切、無理がありませんので、お子様からご年輩の方まで、男女を問わず安心して稽古をしていただけます。稽古をお始めになるには、年間を通じて行われている栃木総本部の講習会にご参加いただくか、最寄りの道場・教室におこしください。
沿 革
心身統一合氣道は、昭和49年(1974年)に宗主、藤平光一により創始されました。
その後、国内はもとより海外にも熱心に指導を展開し、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど世界24カ国・5万人に普及。現地の指導者も数多く輩出しています。
日ごろの稽古の成果を発表する場として、毎年、全日本心身統一合氣道競技大会が催されています。ここでは日本全国の道場・教室や大学のクラブで稽古されている皆さんが、互いの心身統一の深浅を競っています。
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