第5回 聖心館道場 (広島県広島市)
館長 引地 聖荘 八段

国際審判員 本部特別講師 氣圧療法士
広島県広島市西区天満町18-10 浜田ビル2F
Tel / Fax (082)292-3006

■ホームページ
http://www1.ocn.ne.jp/~ki-aiki/




 こんにちは。広島県支部 支部長の引地です。

 私がこの世に生を享けたのは昭和十六年、第二次世界大戦(太平洋戦争)が勃発した年でした。そして昭和二十年、私が四才の夏、広島に原爆が投下されました。その時の周りの惨状は今でも私の脳裏に焼き付いています。爆心地から約1.5km位の所に居た私は、パンツ一枚の姿でしかも外で遊んでいたにもかかわらず、家と家との間の塀に守られたおかげで、奇跡的にも九死に一生を得ました。しかし辺りはもう見るに耐えないほどの地獄でした。その後、しばらくして広島県北の田舎に疎開しましたが、直接の被爆はなかったにしろ、原爆投下後の街を歩いたりした為の影響か、とても身体が弱く、学校の体育の時間や年一回行われる運動会はとても辛いものでした。しかしこれではいけないと思い、身体を鍛える為、小学校五年生から剣道を、中学生になってからは柔道を習い始め、柔道については社会人になってからも続けていました。
 そして私が26〜27才の頃、年々柔道の在り方も変わってきた様に思っていた矢先に、広島市内にある体育館で、合氣道の演武と講習会が行われているのを初めて見て、私がやりたかったのはこういう武道がやりたかったんだと感銘を受け、その当時の合気会に入会しました。

 その後十年間夢中で稽古をし、四段にもなり、もうほとんど生活の中の一部でした。時には東京の合気会の本部に出向き、一回を一週間や十日間とか、ある程度期間を決めて、何回か内弟子修行をさせて頂きました。そのうち、憧れである藤平光一先生(当時、合気会の師範部長をされていました)の御指導を受けるチャンスに出会い感激しました。その頃は雲の上の存在の藤平先生でしたので、近くでお話しする事は出来ませんでした。
 ある日、合気会の全日本演武大会のある朝、私は会場に行く為バス停でバスを待っていました。その時道路を隔てた向かい側に、藤平先生とお供の方がタクシーを止められ、そのタクシーに乗ろうとされた時に私を見つけ、一緒に乗って行こうと手招きを三度もして頂いた事があります。ですが私は畏れ多くて、「ありがとうございます。でも結構です」と手を横に振り、せっかくのご好意にもかかわらず失礼ながらお断りしたことを今でも鮮明に覚えています。でも今思えば「しまった。やっぱりあの時乗せて頂いておけばよかった」と今では少し後悔しています。ですがその時の、私の様な者にも親しく呼んでくださる藤平先生のお人柄がとても温かく、何とも言えない喜びと嬉しさを感じたものでした。その時の出会いが今の御縁に繋がっているのだと確信しています。

 それからしばらく経ち、昭和五十四年三月、私は思い切って今までの合気会を去り、同年六月、大阪(関西地区本部)で行われていた藤平先生の指導員講習会に特別に参加させて頂き、とにかく弟子にして頂きたい一心でお願いを致しました。そうすると藤平先生が「君はネ、僕のところに来る様になってたんだヨ」と、ニコーッと何とも言えない笑顔で一言おっしゃって下さり、私はその宗主の笑顔に一目で惚れ込み、私の一生はこの先生に決めたと何の迷いもなく決心し、藤平先生に師事を仰ぎ、一から修行し直し、今日に至ります。

 それからの私はもう水を得た魚の如く、まっしぐらに進みました。何故なら藤平先生の御教えは天地の法則、天地と一体となる何一つ嘘のない修行だからです。私の息子 引地盛道迄もが内弟子として修行させて頂き、親子二代で同じ道を歩めるありがたさ、唯々感謝です。そして、宗主の氣の御教えをより正しくもっともっと多くの方々に知って学んで頂きたく、広島を拠点としあちらこちらと説道をさせて頂いております。
 今現在、広島の地に氣の原理を普及しはじめて今年で28年。こうして元氣で活躍出来るのも、宗主の温かい御心と御教えの御蔭でございます。まだまだこれからも精進致したく、毎日修行に励んでおります。今後共よろしく御願い致します。

                                聖心館 館長 引地 聖荘

 聖心館 館長 引地 聖荘 八段







引地館長のご指導による一般クラスの稽古風景

「木剣(ぼっけん)」のご指導

引地盛道先生の一般・早朝クラスの稽古風景 (左右とも)

畠山指導員による子供クラス。
みんな元氣いっぱいにお稽古中です。

引地 盛道 六段
道心館道場 館長  日本審判員 氣圧療法士

聖心館、道心館、福山、三原、新市、広島県所属の各大学にて指導。
六年間の内弟子修行を終え、目下広島県支部にて氣の普及、修行に励んでおります。
山村 勝美 六段
日本審判員 氣圧療法士

心身統一合氣道との出会いは17才の夏休みです。
氣の健康学院にも在宅生として就学させていただきました。
私と同年代の人にも氣の原理を広められるよう、今後も努力していきます。
畠山 徳子 五段
県審判員 氣圧療法士

子供クラスの指導を担当させて頂く様になって、早や24年になります。
心身統一合氣道によって伸びていく多くの子供たちの姿に心から喜びを感じ、この氣の原理に出会えた事に感謝しております。
杉原 恵子 四段
指導員
大学時代に合氣道に出会い、氣がつけば二十数年。
現在は、支部の事務局を担当させて頂き、夕方から子供クラスの指導に出向いています。子供たちの純粋なまなざしに、自分自身の心が洗われる氣がする恵まれた毎日です。
福田 純子 初段
指導員 氣圧療法士

氣の世界を学ばせて頂きながら、毎日を過ごせる自分に感謝しております。
これからも学びながらもっと多くの方達に役立つ様、研鑽して参ります。